「バレンタインデー」
2007年2月21日 連載 コメント (4)三樹男はドキドキしていた。
そう、今日はバレンタインデー。
憧れのキャサリンからのバレンタインチョコを心待ちにしていたのだ。
三樹男はこの日の為に、髪の毛のセットに1時間を費やした。
しかしワックスのつけ過ぎでテカテカになってしまった。
「わ!テカテカだ!こりゃ嫌われる!チョコもらえないぞ!
とりあえず風呂上りって事にしておこう!」
その後すぐ三樹男は家を出発、毎朝立ち寄っているコンビニに
入ろうとしたところ、そこに偶然キャサリンがいたのだった。
「ど・・・・どうして!?」
どうやらキャサリンがレジで店員ともめているようだ。
そっと店の中に入り聞き耳を立ててみると・・・
「この板チョコをクラスメイトの三樹男にあげようと思ってるんだけど、義理ってばれるかなあ!?」
店員は困惑しきっていた。そりゃそうだ、そんな事聞かれて
本命ってわかりますよ、安心してくださいなんて言えるか。
次の瞬間、店員の言葉に三樹男は耳を疑った。
「俺も三樹男にチョコを渡そうと思ってる、それじゃ
バレンタインキッスも糞も無い、お前三樹男にどのくらい本気なんだ!答えてみろ!どうなんだ!」
その店員をよく見たら、毎朝笑顔で迎えてくれる店長だった。
三樹男は激しく動揺してしまい、隠れていたドリンクコーナーの
ドリンクを引っ掛けて落としてしまった。
『ガッシャーン!』
「ばれた!僕はどうすればいいんだ!」
「三樹男!!!!」
店長がものすごい形相で三樹男の名前を呼んだ。
「やだキモイ!でも三樹男にとりあえず板チョコ渡すわ」
と、キャサリンはレジの会計が済んでない板チョコを三樹男に渡すと
そのまま原付で走り去っていった。
「そのチョコを食うな!俺がこれから作るチョコまで待て!」
「店長、俺は非同性愛者だよ!チョコはいらねえ!」
「じゃあ、キャサリンを追いかけて来い!」
店長は原付の鍵を三樹男に渡してくれた。
三樹男は原付の免許なら持ってる
「店長、俺そんな気ないけど、また明日くるね!」
学校に着くやいなや三樹男は急いでキャサリンを探し回った。
そして教室にいたキャサリンを見つけて
「チョコありがとう!お前が好きだ!」
と叫んだ。
キャサリンは
「ありがとう、でもそれまだお金払ってないの!」
店長が教室に入ってきた。
「金を払ってください!」
三樹男は素直にお金を払いました。
「何で僕がお金を払うんだ!バレンタインデーなんてコリゴリ!!」
そう、今日はバレンタインデー。
憧れのキャサリンからのバレンタインチョコを心待ちにしていたのだ。
三樹男はこの日の為に、髪の毛のセットに1時間を費やした。
しかしワックスのつけ過ぎでテカテカになってしまった。
「わ!テカテカだ!こりゃ嫌われる!チョコもらえないぞ!
とりあえず風呂上りって事にしておこう!」
その後すぐ三樹男は家を出発、毎朝立ち寄っているコンビニに
入ろうとしたところ、そこに偶然キャサリンがいたのだった。
「ど・・・・どうして!?」
どうやらキャサリンがレジで店員ともめているようだ。
そっと店の中に入り聞き耳を立ててみると・・・
「この板チョコをクラスメイトの三樹男にあげようと思ってるんだけど、義理ってばれるかなあ!?」
店員は困惑しきっていた。そりゃそうだ、そんな事聞かれて
本命ってわかりますよ、安心してくださいなんて言えるか。
次の瞬間、店員の言葉に三樹男は耳を疑った。
「俺も三樹男にチョコを渡そうと思ってる、それじゃ
バレンタインキッスも糞も無い、お前三樹男にどのくらい本気なんだ!答えてみろ!どうなんだ!」
その店員をよく見たら、毎朝笑顔で迎えてくれる店長だった。
三樹男は激しく動揺してしまい、隠れていたドリンクコーナーの
ドリンクを引っ掛けて落としてしまった。
『ガッシャーン!』
「ばれた!僕はどうすればいいんだ!」
「三樹男!!!!」
店長がものすごい形相で三樹男の名前を呼んだ。
「やだキモイ!でも三樹男にとりあえず板チョコ渡すわ」
と、キャサリンはレジの会計が済んでない板チョコを三樹男に渡すと
そのまま原付で走り去っていった。
「そのチョコを食うな!俺がこれから作るチョコまで待て!」
「店長、俺は非同性愛者だよ!チョコはいらねえ!」
「じゃあ、キャサリンを追いかけて来い!」
店長は原付の鍵を三樹男に渡してくれた。
三樹男は原付の免許なら持ってる
「店長、俺そんな気ないけど、また明日くるね!」
学校に着くやいなや三樹男は急いでキャサリンを探し回った。
そして教室にいたキャサリンを見つけて
「チョコありがとう!お前が好きだ!」
と叫んだ。
キャサリンは
「ありがとう、でもそれまだお金払ってないの!」
店長が教室に入ってきた。
「金を払ってください!」
三樹男は素直にお金を払いました。
「何で僕がお金を払うんだ!バレンタインデーなんてコリゴリ!!」
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